本日、水谷建設元会長からダム工事受注に絡み「小沢氏側に5000万円」と報じられている。米軍普天間飛行場の移設問題を始め、日米間のGAP拡大、民主党政権に対する米側の不信感が高まっている最中での今回の報道で、またまた「CIA陰謀論」が出てきそうな感じ。鳩山首相や岡田外相、北沢防衛相らと普天間問題で協議してきたロバート・ゲーツ米国防長官は、米中央情報局(CIA)長官も務めた人物。

 前回の西松建設の献金問題が報じられたのは、小沢・ヒラリー会談後、小沢氏が米国の要求に妥協する姿勢を見せず、第7艦隊不要論を述べた直後の事であった。

 古くは、親中派石橋首相の脳梗塞発作後病死、田中首相のロッキード事件での失脚、大平首相の在任中の心筋梗塞死亡、橋本首相の北京訪問直後、腸管虚血という奇病での突然死。最近では自民党一の反米政治家と言われた中川昭一元財務大臣の不審な突然死などCIA陰謀論と合わせて語られることも多い。

 マーケットの世界でも、様々な噂や陰謀論が飛び交うが、これらのほとんどは確認しようのないものばかり。

 先日、林則行さんが「ファンダメンタルズだけでは価格の動きを理解できない」「なぜ上がっているか分からないものには投資しない」とお話されていたが、マーケットでの噂や陰謀論など、話としては面白いものも結構あるが、投資と言うスタンスからは「分からないものには乗らない」のが良いと考える。

にほんブログ村 先物取引ブログへ
  にほんブログ村 先物取引ブログ 先物投資情報へ