金見通し

「日産証券緊急特番」 〜ウクライナ侵攻で変わるマーケットシナリオ〜
の1回目が放送されました。
YouTubeでも視聴できます。
第二回目は明日の同じ時間から。

視聴者プレゼントは、
エミンさんのサイン入り著書(抽選で20名様)
私の緊急レポート(金・原油)を、お申し込み者全員に。
金に関しては、
・原油と比べて過熱感は低い。52週移動平均線乖離率・CFTC建玉明細大口投機玉動向など。
・仮にウクライナ停戦がまとまっても、インフレ懸念に対するヘッジ買い、FRBの政策決定ミスに伴う株安に対するヘッジ買いなどが下値を支えそう。
・今回のロシアによるウクライナ侵攻は、基軸通貨ドルに対する挑戦でもある。米国の覇権・ドルの基軸通貨体制の継続性を考える上でターニングポイントとなる。
・ロシアに対して厳しい制裁案が浮上しているものの、今後何回か繰り返されるだろう停戦協議を進めていく中で、骨抜きになるものも出てくる。
・振り上げた拳の熱は、時間経過と共に冷めていく。
・ただし、新・冷戦時代が始まるとすれば、旧ソ連崩壊以降のグローバリゼーションの時代における低物価体制は終焉。ブロック経済化に伴うコスト高がインフレ懸念を高める。
以下は1月の新年展望で掲げたNY金の長期上値目標値
・月足長期波動で、1999年8月安値を起点にエリオット波動でカウントしてみると、
・2011年9月高値までの上昇が第1波。
・2020年12月安値までの下げが第2波。
・現在は第3波形成、と仮定すると、
上値目標は、
第1波と同値幅なら2705.3ドル。
第1波の1.618倍なら、3730.6ドルが上値目標としてカウント可能。
また、一目均衡表からの上値目標値は、以下がカウントできる。
N値=2668.9ドル
V値=2777ドル
E値=3534.3ドル
・原油と比べて過熱感は低い。52週移動平均線乖離率・CFTC建玉明細大口投機玉動向など。
・仮にウクライナ停戦がまとまっても、インフレ懸念に対するヘッジ買い、FRBの政策決定ミスに伴う株安に対するヘッジ買いなどが下値を支えそう。
・今回のロシアによるウクライナ侵攻は、基軸通貨ドルに対する挑戦でもある。米国の覇権・ドルの基軸通貨体制の継続性を考える上でターニングポイントとなる。
・ロシアに対して厳しい制裁案が浮上しているものの、今後何回か繰り返されるだろう停戦協議を進めていく中で、骨抜きになるものも出てくる。
・振り上げた拳の熱は、時間経過と共に冷めていく。
・ただし、新・冷戦時代が始まるとすれば、旧ソ連崩壊以降のグローバリゼーションの時代における低物価体制は終焉。ブロック経済化に伴うコスト高がインフレ懸念を高める。
以下は1月の新年展望で掲げたNY金の長期上値目標値
・月足長期波動で、1999年8月安値を起点にエリオット波動でカウントしてみると、
・2011年9月高値までの上昇が第1波。
・2020年12月安値までの下げが第2波。
・現在は第3波形成、と仮定すると、
上値目標は、
第1波と同値幅なら2705.3ドル。
第1波の1.618倍なら、3730.6ドルが上値目標としてカウント可能。
また、一目均衡表からの上値目標値は、以下がカウントできる。
N値=2668.9ドル
V値=2777ドル
E値=3534.3ドル
金や原油に関してはオーバーシュートが生じた場合、その後には、それ相応の反動も予想されるものの、現段階では金については、トレイリングストップでの利益確定売りは良いものの、値頃での新規売り、株価に関しては値頃での買いは避けたいと考える。
過熱感を伴った相場は下げ局面でも上げ局面でも、往々にしてオーバーシュート気味の値動きとなる。その大波に飲み込まれないように注意したい。想定シナリオは正しくとも、資金配分を間違えば、相場予想は当たったのに、儲からなかったとなりかねない。
出来高を伴い金であれば長い上ヒゲ確認、株価であれば長い下ヒゲなどのチャート上の天底パターンを確認してからの、反動狙い出動としたい。
過熱感を伴った相場は下げ局面でも上げ局面でも、往々にしてオーバーシュート気味の値動きとなる。その大波に飲み込まれないように注意したい。想定シナリオは正しくとも、資金配分を間違えば、相場予想は当たったのに、儲からなかったとなりかねない。
出来高を伴い金であれば長い上ヒゲ確認、株価であれば長い下ヒゲなどのチャート上の天底パターンを確認してからの、反動狙い出動としたい。

本日の金先限は、続伸。MACでは、9日にヒットした買いのトリガー継続。LMA(6659円)〜HMA(6711円)を下値支持帯とした上昇トレンド。

基準線〜転換線に続き、2021年11月高値を起点とした下降トレンドを上抜いてきた。雲のねじれの時間帯で、上げ加速となるのか、反転となるのかに注目。国内は3連休となり、連休明けは、上にしろ、下にしろ、値が飛んで始まるリスクあり。

練行足は陽転継続。

ボリンジャーバンドは、バンドウォーク形成中。+2σ接近だが、%Bのクロスを伴って上放れつつあり、逆張りではなく、順張り型での上昇。トレンドに付いていく戦術で。

10日間・20日間高値に続き、50日間高値も更新し、多くのトレンドフォオロー型指標が陽転。

2020年8月高値を起点とした下降トレンドを上抜いてくると、更に上げに拍車がかかるチャート形状に。
お客様メニュー「市場分析レポート」で
「雇用統計に向けた金相場見通し」を更新しました。
参考にして頂ければ幸いです。
「雇用統計に向けた金相場見通し」を更新しました。
参考にして頂ければ幸いです。

米連邦公開市場委員会(FOMC)では3月の利上げが示唆され、量的緩和の縮小(テーパリング)を終了し、債券保有を縮小するとの見通しも示された。FOMC後の記者会見でパウエルFRB議長が「すべての会合での利上げの可能性を排除しない」と述べ、FOMC後は米国債の利回り上昇やドル高を受けて、NY金は一段安となった。
パウエル議長は、労働需給の逼迫は「これまで見たことがないレベル」と強調。賃金インフレを警戒し「労働市場を損ねることなく利上げは可能」と指摘した。
米国経済は総じて底堅く推移しているものの、生計費の急速な上昇で家計のセンチメントの停滞感が強まっており、40年ぶりのインフレと史上最大の金融緩状態は共存し得ない。
インフレの抑制に関してバイデン政権は、これまで原油国家備蓄放出や、サプライチェーンの混乱への対応策などを打ち出してきたが、今のところインフレ抑制に十分な効果を上げているとは言い難い。昨晩は、ここ最近、上げ足を強めていたこともあり、米金利上昇を嫌気して調整安となったが、下値は限定的。

株価の上昇と共に金利が上昇する「良い金利上昇」となるなら、金は続落となるだろうが、株価下落を伴う「悪い金利上昇」となるなら、金の押し目は買い直される。
また、ウクライナ情勢をめぐり、アメリカのブリンケン国務長官はロシアがNATO(北大西洋条約機構)をこれ以上拡大させないよう要求していることに対し、応じられない考えを書面で回答したと明らかにした。ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反発するロシアがウクライナへ侵攻する懸念から原油が上昇したことが、金の下値を支えている。
本日は、北朝鮮による弾道ミサイル発射報道もあり、世界各地で燻る地政学リスクの高まりが「安全資産」としての金に資金を向かわせるだろう。
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