画像 047昨晩は、松藤民輔氏の講演終了後、武道館へ。到着したのは21:00頃で、既にほとんどの試合が終了していたが、おそらく昨日の日本で最も強い磁場を発するであろう「魔裟斗VS川尻」戦のエネルギーを感じたく急行、間に合いました。
画像 036打撃戦として技術的には、見るべきものがない試合でしたが、観客の感情移入の高さは異常なまでの高まり。魔裟斗のTKO勝ちが決まった瞬間は、酸欠気味の中、会場はまさに総立ち状態でした。K−1を背負ってきた自負を持つ魔裟斗選手の意地の勝利。
画像 052一方、本来はメインであるMAXのトーナメントは、判定決着が多かったようですが、一定水準以上のレベルになり、参加者に大きな変化がでなくなると、どうしてもKO決着は付きにくくなる。これだと(実践者でない)観ている者にはつまらない試合となり、興行する側は、いきおいKO決着の付きやすい異種格闘技的な試合や、かませ犬的な試合を組むが、当然のことながらレベルの低い試合となり、いずれ飽きられてしまう。
画像 041中量級では「魔裟斗」引退後、新たなヒーローが出てこないと、興行としては厳しくなる予感。観る立場の人間だけでなく、実践する立場の人間の裾野を広げる必要があるだろう。昨日の試合がバブルの頂点だったということにならないよう今後に期待したい。実践者の底辺が厚く広くなれば、競技としての地位が確立され、興行も上手くいく好循環に。今後の施策如何では、悪循環に陥るか、好循環となるかの分岐点に、現在あるような気がする。

 マーケットも流動性のないところに将来はない。

 先日、中国ゴムセミナーでの参加者と話をしたが、既に上海のゴム市場の出来高は、TOCOMの100倍になっており、東京で売買する意味が薄れているとの事。国会審議でも話されていたが、想像以上の格差が生じている。これは商品だけでなく、株式市場でも同様の感。本日の日経新聞には、東証の売買代金が上海に抜かれると、掲載されている。

 大きな流れには逆らえない感。。。。

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