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d6bb5079.jpg 日本でもお馴染の英ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ(GFMS)のポール・ウォーカー最高経営責任者(CEO)は13日、都内で講演し、ドル建て金価格の年内の動向について、「1オンス=1200ドルを割ることはない」と予想。

 「向こう6カ月で考えると1400ドルを超えても意外ではない」と述べ、堅調な地合いが続くとの見通しを示した。

 金への投資環境をめぐっては、「世界経済の見通しが、米国の高い失業率などで分かるように依然暗いことや、低水準の金利、インフレ懸念の台頭などが相場への肯定的要素となる」と分析。

 一方、弱材料として、鉱山会社のヘッジ解消の減少や加工用需要の軟調を挙げたが、「金投資にプラスな環境は、1年から1年半は続く」と見込んだ。

 白金族の年内の予想レンジに関しては、同社シニア・コンサルタント、ピーター・ライアン氏が4月に示した「白金が1オンス=1400〜1900ドル、パラジウムが同400〜675ドル」との予想を維持。「白金は年内に1700ドルを上回るかもしれない。パラジウムは今年度末までに600ドルを超えるだろう」と述べた。

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4e2dbeb5.jpgGFMS社は、2009年に中国が世界プラチナ需要の4分の1以上を占め、数年以内にプラチナ自動車触媒の世界最大の消費国になるとの見通しを発表。
 
 GFMS社は2009年の中国のプラチナ宝飾需要を40トンとし、世界需要の約2分の1に相当するとし、50トンに達する可能性もあるとした。

 金だけでなく、白金でも中国が、いずれ需要面で世界一になりそうな勢い。

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