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米航空宇宙局(NASA)や米海洋大気局(NOAA)などは15日、太陽活動が「極大期」に入ったと発表。

今後1年程度は太陽活動が非常に活発な状態が続く見通し。低緯度の地域でもオーロラが観測できたり、通信障害が生じたりする可能性がある。

太陽活動は約11年ごとの周期の中で活発になったり、低調になったりする。NASAなどは太陽の黒点の数を追跡するなどして周期の進行を調べている。

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国際エネルギー機関(IEA)月報では、世界の石油市場は来年、大幅な余剰に向かうとの見通しを示した。イランを巡って原油供給が混乱した場合、必要に応じて行動する用意があると表明した。

イスラエルがイランの石油施設を攻撃するのではないかという投資家の懸念から、石油価格はここ数週間上昇している。しかしIEAは公的部門の備蓄が12億バレル以上あるほか、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」の余剰生産能力は歴史的高水準だと指摘した。

「IEAは供給の動向を踏まえて必要に応じて行動する用意がある」との立場を示した。その上で「今のところ供給は続いており、大きな混乱がなければ、市場は来年かなりの余剰に直面するだろう」と予想した。

また中国の低迷を理由に、今年の世界の石油需要予測をさらに下方修正した。

中国の8月の消費量が前年同月比で日量50万バレル減少し、4カ月連続のマイナスになったことを受け、2024年の同国の需要は日量15万バレル増にとどまるとの見方を示した。

「中国の石油需要は引き続き予想を下回っており、全体の伸びを抑える主因となっている」と分析した。

米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は15日、インフレが予想通りに低下すれば、米連邦準備理事会(FRB)はさらなる利下げを実施する可能性があると述べた。

NY大学で開かれたイベントに際して「今年中に1回か2回の(利下げは)妥当なことだと思う」とコメント。現在の水準からの利下げ余地はかなりあるとの見方を示したが、政策変更は経済指標次第だとも述べた。

FRBの利下げ政策の終点については「落ち着くところまではまだ遠い。われわれが行うべき決断は、中立金利に向けてどれだけ早く調整するかということだ」とした。中立金利は最近の水準よりも高くなる可能性が高く、3%前後になる可能性があるとの認識を示した。

金融機関の問題を巡っては、概してほとんどの銀行は金利リスクを監視しているとしながらも、以前よりもかなり早く危機に陥る可能性もあると指摘。「取り付け騒ぎは今や非常に短期間で起こり得る」とし、当局はそれに備え警戒する必要があると述べた。

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15日の日のSPDRゴールドの現物保有高は、前日比4.02トン増の884.59トン。

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昨晩のドル円は、前営業日の11日に比べ10銭円安・ドル高の1ドル=149円15〜25銭で終えた。米国での利下げが緩やかなペースになるとの観測から円売り・ドル買いがやや優勢だった。もっとも、米国の製造業の景況感の悪化を示す経済指標の発表や米長期金利の低下などを受け、上値は限定的。

14日は米国が祝日のため、外為市場が休場となっていた。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は同日の講演で、来年にかけて緩やかに利下げする考えを示しつつ、今後のデータを見極めて金融政策の緩和をより慎重に進めたい姿勢をみせていた。

10月のニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス11.9と、前月のプラス11.5から落ち込んだ。市場予想(プラス3.0)も下回った。米長期金利は前営業日比0.07%低い4.03%で取引を終え、日米金利差の縮小観測も円買い・ドル売りにつながった。
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ユーロは対ドルで下落し、前営業日比0.0045ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0885〜95ドルで終えた。欧州景気を巡る懸念や欧州中央銀行(ECB)による利下げ観測を背景に、ユーロ売り・ドル買いが出やすかった。

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昨晩のNY原油(11月限)は3日続落した。前日比3.25ドル安の1バレル70.58ドルで終えた。一時は2週間ぶりに70ドルを割り込んだ。イランへの報復攻撃を巡り、イスラエルが石油や核関連の施設を標的にしないと伝わり、中東の地政学的な緊張への警戒が和らいだ。

米紙ワシントン・ポストは14日、イスラエルのネタニヤフ首相が米バイデン政権に対し、イランへの攻撃について石油や核の関連施設ではなく軍事施設を標的にする考えを伝えたと報じた。反撃は米大統領選までに実行されるとも伝わった。

 石油輸出国機構(OPEC)に続き、国際エネルギー機関(IEA)月報で2024年の需要見通しを再び下方修正したことも重し。2024年の世界の需要の伸びは前年比で日量90万バレル増から同86万バレル増に引き下げられた。中国の需要鈍化が背景。ただ、2025年の世界の需要見通しは前年比で日量95万バレル増から同100万バレル増に上昇修正された。

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昨晩のNY金(12月限)は反発した。前日比13.3ドル高の1トロイオンス2678.9ドルで終えた。

予想以下のニューヨーク連銀製造業景況指数や米国債の利回り低下を受けて買い優勢となった。序盤の高値を突破すると、テクニカル要因の買いが入って2685.9ドルまで上昇した。

10月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月の11.5から23.4ポイント低下のマイナス11.9となった。市場予想は3.6。個別項目では「新規受注」と「出荷」の悪化が目立った。米景気に対する楽観がやや後退し、米金利が低下した。

前週にかけて上昇傾向を強めていた米原油先物相場が15日までの3営業日で7%近く下げた。イスラエルはイランの核施設や石油施設を標的とせず、軍事施設に対する報復攻撃を計画していると14日に伝わった。原油高による物価上昇へのリスクが薄らいだ事も米金利下げの一因。

昨晩のNYダウは3営業日ぶりに反落し、前日比324ドル80セント安の4万2740ドル42セントで終えた。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比187.098ポイント安の1万8315.587で終えた。

ダウは連日で最高値を更新したあとで高値警戒感や短期的な過熱感が意識されやすく、主力銘柄の一部には利益確定や持ち高調整の売りも出やすかった中、半導体関連株の下げが重荷となった。四半期決算を発表した銘柄ではユナイテッドヘルス・グループが大幅安となり、ダウ平均を下押しした。

米政府がエヌビディアなど米企業の人工知能(AI)向け半導体について中東諸国を念頭に置いた国ごとの輸出規制を検討していると伝わったことも半導体株の売りを促した。

ドル円: 149.24 - 0.52

NY金2024/12:2678.9 + 13.3

NY白金 2025/01:996.6 - 7.5

NYパラ 2024/12:1011.90 - 20.00

NY原油 2024/11: 70.58 - 3.25

シカゴ大豆 2024/11: 991.00 - 5.00

シカゴコーン2024/12: 401.25 - 7.00

NYダウ:42,740.42 −324.80

米国NASDAQ:18,315.587 −187.098

米国S&P500:5,81526 −44.59

「優れた指導者は人間を、好き嫌いしない。
能力を見分けて、適材適所に配置する。
肝心なのは大事を任せられる人を見つける事だ」

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本日の日経225(12月限)は、続伸。MACでは、9月20日にヒットした買いのトリガ―継続。LMA(38710円)〜HMA(39362円)を下値支持帯とした押し目買い基調。
ネックライン(9/2高値)を回復。
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200日移動平均線を下値支持とした上値試しの流れ継続。心理的節目40000円〜7月高値が目先の上値目標。一目均衡表からは、N=42290円、V=42510円、E=44900円などがカウント可能。別のカウントでは、V=43000円、N=43650円などもカウントできる。

心理的節目40000円を終値ベースで上抜けると、改めて描かれた三角保合い上放れが意識され、強気感が増す。
一方、雲の厚みが薄くなる時間帯に入っており、雲のブレイクがダマシになりやすい時間帯。支持線としても抵抗線としても雲の信頼性が落ち込む時間帯。10月は、変化が起こりやすいと言われる雲のねじれが相次ぐ。200日移動平均線〜基準線と重なる三角保合い下限を割り込むと、雲の攻防戦が意識される。
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練行足は陽転継続。
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ストキャスティクスがゴールデンクロス。MACDは陽転しており、買いシグナル点灯(フィルタールール)。

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本日のJPX白金は、続伸。6月14日安値水準が上値抵抗として機能して、10月7日に付けた長い上ヒゲ高値同様、6月14日の安値水準に抵抗を受けて上ヒゲ形成。
MACでは、買いのセットアップとなった。明日、終値ベースで、HMA(4687円)を上抜くと、買いのトリガーヒットとなる。
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心理的節目4500円〜基準線が下値支持帯として機能した。
価格帯別出来高の厚い支持帯4200円〜4400円水準が下値支持帯。
雲の上限が抵抗となっているが、下値支持に変化するか否かに注目。
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練行足は陽転。
練行足はボックスを形成しており、このレンジ相場が長ければ長いほど、放れた方向に大きく動意付く。
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「白金ー金」の鞘のボリンジャーバンドは、金買い・白金売りのバンドウォーク形成中。ただし、%bが高水準でクロスしており、バンドウォークが一旦、調整する可能性にも注意したい。

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本日のJPX金先限は、続伸。MACでは、9月18日にヒットした買いのトリガー継続。LMA(12496円)〜HMA(12619円)を下値支持帯とした押し目買い基調。
長い下ヒゲ安値(10804円)を一番底。9月9日安値を2番底としたダブルボトムのネックライン(8月19日高値)が下値支持。心理的節目13000円が上値抵抗として意識されている。
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上場来高値更新後の調整安は限定的。基準線〜転換線を下値支持として、V=12786円、N=13140円、E=13477円などを試す流れ継続。
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練行足は陽転継続。

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ストキャスティクスはゴールデンクロス。MACDは陽転のままで、買いシグナル発生(フィルタールール)。

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トランプ候補がハリス候補を逆転。

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ロンドン貴金属市場協会(LBMA)が14日に米フロリダ州マイアミで開いた年次総会で、チェコ、モンゴル、メキシコのそれぞれの中央銀行は、外貨準備の資産分散のため、積極的な金の購入を続けていることを明らかにした。

各国の中銀による買いは2022─23年に金相場を支えたが、今年に入って価格が28%急騰したことから中銀の金購入も鈍っている。中国人民銀行(中銀)は9月に5カ月連続で購入を見送った。

相場高騰にもかかわらず、モンゴル中銀の金融市場部門責任者は総会で、安全資産としての金の重要性が同国の外貨準備において高まっていると指摘。

チェコ国立銀行(中銀)のリスク管理部門幹部は、金が純粋な資産分散手段と見なされていると述べた。

国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、中銀による金買いは第2・四半期に前期比6%増えて183トンとなったが、年間では前年比で150トン減少する見通し。

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