『冬来たりなば春遠からじ』
イギリスの叙情詩人、シェリーの言葉。寒くてつらい冬が来れば、暖かくて楽しい春が訪れてくる日もそう遠いことではない。つらくて、いやなことが続いたあとには、間もなく良いことがきっとやってくるから、希望を失わないで、頑張ろう、という意味である。
相場でも、暴落して最悪期(陰の極)に突入したら、底入れして回復に向かう日が近くなる。相場の世界でも、まさに冬来たりなば春遠からじ、である。
類似した格言として、「朝の来ない夜はない」「夜明け前が一番暗い」など。
相場でも、暴落して最悪期(陰の極)に突入したら、底入れして回復に向かう日が近くなる。相場の世界でも、まさに冬来たりなば春遠からじ、である。
類似した格言として、「朝の来ない夜はない」「夜明け前が一番暗い」など。
「水星逆行」期間前後の安値は、買い場を提供か?
JPX白金(チャート分析)

本日のJPX白金は、小反発。MACでは、売り・買いともにシグナルなしの状態。終値ベースでLMA(7089円)〜HMA(7381円)のレンジ放れ待ち。
8月4日安値〜10月17日高値までの上昇に対する半値押しは6968円、61.8%押しは6665円。

基準線と転換線が逆転。好転している遅行線も実体と交錯してきた。現在の値位置を継続なら、遅行線も逆転する。
三尊天井の肩を形成する動き。ネックライン割れで、三尊天井完成となる。
6500円を割り込んでくると、日柄経過と共に雲の上から下へ落ち込む流れへ。また、7000円台維持でも、日柄経過と共に雲の上から雲の中へ突入する。雲の上を維持するためには、7500円台回復が必要。

練行足は陰転継続。

ボリンジャーバンドは、現段階では逆張り型の形状。
JPX金(チャート分析)

本日のJPX金先限は、小反発。
心理的節目20000円を回復。MACでは、10月28日にヒットした売りのトリガー継続。LMA(19723円)〜HMA(20300円)を上値抵抗帯とした戻り売り基調。
8月20日安値〜10月20日高値までの上昇に対する38.2%押しは、19831円、50%押しは19072円、61.8%押しは18312円。

10月20日の長大陰線での高値が目先の天井。
基準線と転換線は逆転。遅行線も現在の値位置を維持なら、11月中に実体と交錯から逆転する時間帯に向かう。10月28日安値が一番底となるか否かは、現段階では確定できず。
下値目標は、V=18689円、N=18144円などがカウント可能。

練行足は陰転継続。

20日間高値に続き、50日間高値更新。多くのトレンドフォロー型指標は陽転。追撃買いを入れてきた状態だったが、10日間安値更新で、一旦、中長期のトレンドフォロー型の買いは手仕舞われた状態。改めて、20日間高値〜20日間安値のレンジ放れ待ち。

ボリンジャーバンドは収れん中。%Bのクロスと共に放れると、順張り型の値動きパターンとなる。もう、しばらくの日柄が必要。値幅調整しないようなら、日柄をかけて、放れ待ちへ移行シナリオへ。

ストキャスティクスがデッドクロスするか否かにも注目。MACDは陰転中でストキャがデッドクロスした場合、売りシグナル発生となる。
日経225(チャート分析)

本日の日経225(12月限)は、反発。
MACでは、10月6日にヒットした買いのトリガー継続。LMA(50333円)〜HMA(51155円)を下値支持帯とした押し目買い基調。

4月安値を起点とした上昇トレンド継続。終値ベースで、45000円〜50000円レンジ上放れ。基準線〜転換線が下値支持帯。心理的節目50000円も下値支持として意識されている。

練行足は陰転継続。

ボリンジャーバンドは、中心線で長い下ヒゲで下支えられて反発。+1σを早々に回復できるか否かが焦点。

20日間・50日間高値更新で、多くのトレンドフォロー系指標は陽転のままだが、来週には10日間安値が、前日の下ヒゲ安値(49110円)水準にまで切り上がる。
石油製品価格調査
石連週報(10月26日〜11月01日)
米ADP全米雇用報告
ISM非製造業総合指数
米エネルギー情報局(EIA)在庫
時事通信社「ゴールドレポート」
SPDRゴールドシェアの現物保有高
昨晩のドル円

昨晩のドル円は、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=154円05〜15銭で終えた。
米経済指標が市場予想を上回ったことで、米利下げ観測後退や米長期金利の上昇が円売り・ドル買いを誘った。
トランプ政権の相互関税などの合憲性を巡る訴訟で5日に米連邦最高裁が開いた口頭弁論で、一部保守派の判事が関税発動に懐疑的な見方を示したと伝わった。トランプ政権が敗訴した場合には関税の払い戻しや税収減で米財政赤字が増え、米長期金利の上昇要因となる可能性も意識された。

ユーロは対ドルで6営業日ぶりに反発し、前日比0.0010ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1485〜95ドルで終えた。一時は1.1469ドルと8月上旬以来のユーロ安・ドル高水準を付けた。
昨晩のNYダウ

昨晩のNYダウは反発し、終値は前日比225ドル76セント高の4万7311ドル00セントで終えた。
10月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数は前月比4万2000人増えた。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2万2000人増)を上回った。9月分は上方修正された。5日午前に発表された10月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数は52.4と、市場予想(50.5)を上回った。米経済の底堅さを示す指標の発表を受け、投資家心理の改善につながった。売りが先行したハイテク株の一角が切り返したことも相場を支えた。

ナスダック総合株価指数は反発した。終値は前日比151.160ポイント高の2万3499.797(速報値)だった。マイクロン・テクノロジーやブロードコムなど半導体株に買いが優勢だった。











