SPDRゴールドシェアの現物保有高
昨晩のドル円

昨晩のドル円は、前週末比15銭円高・ドル安の1ドル=160円15〜25銭で終えた。イランとイスラエルが双方への攻撃を停止し、軍事衝突への過度な懸念が後退した。
トランプ大統領は8日に自身のSNSでイスラエルとイラン双方に攻撃停止と交渉継続を呼びかけた。イラン軍は8日に対イスラエルの軍事作戦を停止したと発表し、イスラエルもトランプ氏の要請に応じてイラン攻撃を中断したと伝わった。攻撃の応酬が収束する可能性が意識された。円買いの追加介入への警戒感もドル円の上値を抑えた。

ユーロは対ドルで反発し、前週末比0.0010ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1530〜40ドルで終えた。イランとイスラエルの軍事衝突への過度の懸念が後退し、ユーロを支えた。
昨晩のNYダウ
昨晩のNY金

昨晩のNY金(8月限)は、米利上げ観測が高まる中で売りに押された。前週末比1.90ドル安の1トロイオンス=4363.40ドルで終えた。
前週末に発表された5月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、年内の米利上げ観測が広がり、米長期金利が高止まりとなった。
一方、イランは7日にイスラエルに向けてミサイルを発射し、イスラエル軍もイラン各地の軍事施設を標的に反撃した。トランプ米大統領は8日、SNSで「イランとイスラエルの双方が、即時停戦を望んでいる!和平を巡る最終交渉は進行中だ」と述べた。これを受け、中東情勢の緊張緩和に期待が高まり、金は下げ幅を縮小した。
200日移動平均線を回復できず。
ただし、移動平均線は上向きのままであり、下ヒゲ陽線引けしており、このまま早々に移動平均線を上抜けば、グランビルの買い法則になる可能性は残る。
昨晩のNY原油

昨晩のNY原油(7月限)は、中東情勢を巡る警戒感がくすぶる中、3営業日ぶりに反発した。前週末比0.76ドル高の1バレル=91.30で終えた。
イランは7日、イスラエルに向けミサイルを発射した。イスラエル軍は8日、イラン各地の軍事施設などを標的に反撃し、イランも同日、新たにミサイル攻撃を行った。これらの交戦を受け、停戦協議への期待が後退し、原油は時間外取引で買い進まれた。
その後、複数のメディアが、トランプ米大統領がSNSへの投稿でイランとイスラエルに強く攻撃の自制を求めたことを受け、イランとイスラエルは互いへの攻撃の停止を発表。相場は上げ幅を縮小した。
また、「OPECプラス」の有志7カ国は7日の会合で、7月の原油生産量を日量18万8000バレル引き上げる方針で一致した。
一方、イランは、イスラエルがレバノンの親イラン・イスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻勢を続けるのであれば、攻撃を再開すると表明。相場はプラス圏を推移した。
イランのジャラリ駐ロシア大使の発言として、ホルムズ海峡は開放されるものの、通航料を含めたイランとオマーンが設定する条件下での開放となると伝えた。
日経225(チャート分析)

本日の日経225(6月限)は、続落。
MACでは、売りのセットアップとなった。明日、終値ベースで、LMA(65368円)を割り込むと、売りのトリガーヒットとなる。

一目均衡表からの上値目標の、V=68380円、別カウントのN=68040円達成後の調整局面。転換線割れで、基準線の攻防戦。基準線で下げ止まれば、次の上値目標は、E=69380円、別のカウントからは、E=69830円、などが試される流れへ戻る。
維持できなかった場合は、3月安値〜6月高値までの上昇に対する38.2%押し(61783円)、半値押し(59615円)などを試す流れへ。

練行足は陰転継続。

ボリンジャーバンドは、順張り型のバンドウォークが続いていたが、中心線を割り込んできた早々に同水準を回復できないと、押し目買いから戻り売りへ基調が転換する。
JPX白金(チャート分析)
JPX金(チャート分析)

本日のJPX金先限は、反落。
MACでは、4月24日にヒットした売りのトリガー継続。LMA(23272円)〜HMA(29884円)を上値抵抗帯とした戻り売り基調。
次の満月(6/15)は、FOMC(6/16-17)とも重なり、利上げ観測が高まるなら、上値が抑えられやすい地合いが続く。

2025年10月28日安値〜2026年1月高値までの上昇に対する61.8%押しで、一番底(3月安値)を形成。2月の急落時も61.8%押しで下支えられたが、今回、3度目の正直となるか?割り込んだ場合、一時的な売り圧力は高まる。
一目均衡表からの下値目標は、V=22005円、E=21312円。

練行足は陰転。

ボリンジャーバンドは収れん中で、放れ待ち。%bのクロスと共に放れると順張り型のバンドウォーク開始となる。現在はもち合いで逆張り型だが、NY金は既に順張り型のバンドウォークを形成しつつある状態。

20日間高値〜20日間安値のレンジ下放れ。
20日間に続き、50日間安値も更新すると、追撃売りが入りやすい。















