easterビッグイベントを無事に通過した事で、株価の堅調が続き、為替も円安・ドル高。商品は、金以外堅調と言う感じだが、今週はビッグイベントもなく週末にはイースターにより欧州勢は休暇に入るため、週後半は様子見ムードが広がる可能性も想定しておきたい。9日は満月。

↑図をクリックして頂けると、イースターの休場予定が見れます。

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s-2009_04040271北朝鮮ミサイル問題は、想定通り大きな影響もなく、株高・円安。北浜先生風に言うなら、「株式市場、桜咲く!!」とでもなりますでしょうか?

s-2009_04040309週末は桜坂近くで行われたセミナー後、近くの増上寺まで足を伸ばしました。


s-2009_04040263途中、以前勤めていたビルも桜で綺麗に飾られていました。どこを歩いても桜・桜・桜。


s-2009_04040307この週末は、関東地区は天気に恵まれ、花見日和でした。マーケットも株高継続なら、白金・原油などの堅調も継続か?

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9c392de6.jpg世界最大の金塊上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストは6日、3日時点の金塊保有量が1127.37トンとなり、3月29日に初めて記録した過去最高の1127.44トンから0.07トン減少したと発表。

 白金や原油との鞘修正継続見通し。

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090405_1458北朝鮮ミサイル発射。3月27日付け市場分析レポートで書いたように、市場への影響は限定的、マスコミが騒ぐほど影響はないとと見るが、ドル円に関しては、どちらも弱い通貨となっている中、100円乗せもあり、より売られる材料になる可能性には留意したい。

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090404_1306午後から日経ヴェリタス」創刊1周年講演は、一部TVでも放映されるようですが、榊原教授とリチャード・クー氏との対談形式で行われました。
 日経ヴェリタス紙面やTVで詳細は、ご覧頂ければと思いますが、まず、100円に乗せたドル円に関して、榊原教授は、「100〜110円のレンジへ移行する。」「世界的に景気が悪化している中、悪い順番は、1位:日本、2位:欧州、3位:米国で、悪い円安になる可能性がある」

 現在の不況に関しては、榊原教授が「パラダイムシフト(消費構造の変化)」とし、通常の在庫循環ではなく、2〜5年程度、回復には要する。回復時期は、どんなに早くとも2010年下半期。
 一方のリャチャード・クー氏は「バランスシート不況」と名付け、ここ最近、訪問した米国・カナダの状況を話される。

 景気対策に関しては、麻生政権に近いクー氏vs民主党に近い榊原教授と言う構図で意見は一致せず。

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 「日経ヴェリタス」には、日経金融新聞時代のお付き合いもあり、何回か寄稿、インタービュー掲載させて頂いているが、本日は午後から、日経ヴェリタス創刊一周年記念の「榊原教授、リチャード・クー氏などのトークセッション(どうなる?世界同時不況)」があり、招待状を頂いていますので、拝聴しに行きます。

 会場の近くでは、本日、元首相の親戚の結婚式も行われていると記憶しています。会場は桜坂にも近いので、セミナー内容と合わせて、綺麗な桜も当ブログで掲載予定です。お楽しみに。
 
 「日経ヴェリタス」も読み物としては、非常に面白いと思いますので、こちらも機会があれば是非、一読を。

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s-DSCF0655「強気相場は、悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成長し、幸福の中で消えていく」
 日本でも有名なこの格言は、米国の著名な投資家ジョン・テンプルトンの言葉です。詳細は、こちらで以前書きましたのでご覧頂けると思います。

s-DSCF0650今週は、日銀短観では大企業製造業の業況判断指数(DI)がマイナス58と、第1次石油危機で不況に見舞われた1975年5月を超えて過去最悪。昨晩の米雇用統計も失業率が約25年ぶりの水準に上昇するなど悪い内容だったが、株価の反応は、日米共に落ち着きのある反応だった。


s-DSCF06391〜3月に行った全国縦断セミナーで、「景況感の回復のないまま株価は上昇していく」とお話したが、マーケットは悲観から懐疑のステージへ移行していく。
 同じくセミナーやレポートで「(大きく上昇した)金との鞘修正の動きが、原油や白金で見られるようになる」と指摘・予想したが、株価堅調が継続していけば、これらの流れも継続している。懐疑の中で押し目は買われる流れに移行していくのではないか?

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0404昨晩の海外市場で、注目の米雇用統計は、失業率が8.5%と25年ぶりの高水準となったことや、非農業部門雇用者数が66万3000人の減少と事前予想(65万人減)以上に悪化。発表直後はドル売りの動きが強まったものの、パニック的な状況とはならず、株価も引けにかけて値を戻し、ここ最近見られるように、悪い経済統計に対する強さが感じられる展開に。
 金続落。白金反発。原油はまちまち。穀物は続伸。

0404-2ビックイベントをこなし、株価の腰の強さが感じられた1週間であった。北朝鮮ミサイル問題はあるものの、3月27日付け「市場分析レポート」で書いたように、影響は限定的と見る。
 繰り返しとなるが、来週は株価堅調から、株価下落に追随して大きく下げていた商品の銘柄は反騰継続となる。反対に金の上値は抑えられる可能性。

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 シンガポールが中国に負けず、世界的な資源獲得競争に乗り出している。
シンガポールの代表的な政府系ファンドのテマセクは、資源投資経験豊富な新たなCEOをヘッドハント、資源投資に集中する模様。

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090403_0845今朝見たCNBCで,ジョージ・ソロスは、G20金融サミットに関して、

「恐らく、当局が実際に先を見越して行動するのは初めてと言えるだろう」
「G20会合は、私が予想していた以上の成果を得た。非常に印象的な声明だった」「G20は、誰の予想をも上回る大規模な対策をまとめた。2500億ドル相当のSDRの発行は非常に重要」と指摘。

 G20は国際通貨基金(IMF)に5000億ドルの新規資金を提供し、IMFの財源をこれまでの3倍の7500億ドルに拡大するほか、2500億ドルの特別引き出し権(SDR)新規配分を支持するが、これが事実上、世界的に新たな資金を生み出すことになる見通し。新たなバブルの芽????

 今晩の雇用統計を無事に通過できるか否か、今週、最後の山場が控える。突発的な波乱要因として気を付けたいのが、北朝鮮ミサイル問題とGM・クライスラー問題。

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1949年:中華人民共和国の成立
1959年:大規模飢饉(2000万人の餓死者)
1969年:中ソ国境紛争(珍宝島で軍事衝突)
1979年:中越戦争(中国、ベトナム侵攻)
1989年:天安門事件(100万人規模のデモ)
2009年:?????

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dowG20でIMFへの7500億ドルの資金拠出で一致したことや、米新規失業保険申請件数が66.9万件と増加、米・2月製造業新規受注も前月比+1.8%増と7ヶ月ぶりに増加、米時価会計基準の緩和などもあり、NYダウは一時8000ドルを回復。

 目先は、今晩の米雇用統計が注目材料。かなり悪い数値が見込まれるが、1日に発表されたADP全米雇用報告で、既に悪材料を織込んでいる可能性も。GM・クライスラー問題の行方も注意材料。

 今週と異なり、来週はビッグイベントもなく、週末にはイースターにより欧州勢は休暇に入る。

 北朝鮮のミサイル問題は、大きなトレンドを決定する要因にならないと推測するが、緊張の高まりが週明け意識されるなら、短期的な波乱要因になる可能性も想定しておきたい。

 各イベントをこなして株価堅調が続くなら、商品市場の堅調も継続か?

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 4月10日に「レッドクリフ Part II」が公開される、大体的に広告宣伝されているが、去る3月29日、台湾史上最高のヒット作となった「海角七号」の試写会も、レッドクリフと比べるとひっそりではあるが行われた。「新・ゴーマニズム宣言 戦争論」で有名な小林よしのりさんや評論家の金美齢さんなども参加された。
 葉千栄先生推薦の「花の生涯〜梅蘭芳〜」も、日本での上映館が少なかったが、「海角七号」は、どうなのだろうか?

 「レッドクリフ Part II」のような大作も良いが、昨年、多くの台湾の方から勧められた映画ゆえに、是非、「海角七号」も観てみたい。

 その国を知る・学ぶには、現地に行く以外に、その国の映画を見るのも一つの方法。

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 ジョージ・ソロスは、今回のG20に対して、好意的なコメントを出しているが、同時に「中国はこの度の世界的な金融危機の勝者となる」とも述べている。

 金融危機が及ぼす実体経済への影響は、中国でも輸出を中心に表れたが、政府の監視下での銀行リスクの有効的な抑制が、金融危機への抵抗力を増大させたとしている。
 大きな歴史観を持って、流れに乗りたい。

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9c392de6.jpg国際通貨基金(IMF)金売却の続報です。
 ドミニク・ストロス・カーンIMF専務理事は、既に発表されている403.3トンの金売却の他には、金売却の計画がないことを明らかにした模様。

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