国連食糧農業機関(FAO)によると、サバクトビバッタの被害で4200万人が食料危機にひんしている。

アフリカや南西アジアではサバクトビバッタが、南米ではミナミアメリカバッタが大発生。夏の繁殖に向け、成虫の群れがインドとパキスタンの国境付近に移動している。中国の東北部でもクルマバッタモドキの仲間が、雲南省ではラオスで大発生したバッタが侵入している。

今年の被害がベースとなり、来年度の穀物相場は要注意となりそう。