ロシアのプーチン大統領は11日、保健省が国内で開発された新型コロナウイルス感染症ワクチンを認可したと発表。新型コロナワクチンは世界初。2カ月弱の臨床試験(治験)で認可された。

ワクチンはガマレヤ国立研究所が開発。国際契約により、年間5億回分のワクチン生産が確保されており、ブラジルでも生産される予定。また、アラブ首長国連邦(UAE)やフィリピンで間もなく治験が開始されるという。

コロナワクチンを巡っては、世界中で100種類以上が開発されており、世界保健機関(WHO)のデータによると、少なくとも4種のワクチンが最終的な第3相試験に入っている。