トランプ米大統領は11日、イスラエルとバーレーンが国交正常化で合意したと発表。

敵対関係にあったイスラエルと国交を結ぶアラブ諸国は、エジプト、ヨルダンと8月13日に正常化で合意したアラブ首長国連邦(UAE)に続き、4カ国目となる。イランの脅威を背景にしたイスラエル・アラブ関係の転換とパレスチナの孤立が鮮明になっている。
 
パレスチナ側は「大義への裏切りだ。民族の権利を大きく傷つける」と非難。駐バーレーン大使を召還した。

ホワイトハウスは9日、イスラエルとUAEの正常化合意への貢献で、トランプ氏が2021年のノーベル平和賞候補にノミネートされたと発表。