シンガポール政府は16日、ガソリン税を2015年以来6年ぶりに引き上げると発表。即日施行された。ガソリン税増税は、電気自動車(EV)への転換も含む持続可能性推進の一環として、シンガポール住民に自動車利用頻度を減らすことを奨励するものだと説明した。

ガソリン税増税による税収増加分は、ガソリン車またはハイブリッド車への税金払い戻しに充てられる。
払い戻し分として、今年度予算の中から1億1300万ドル(約90億円)を充てる。

タクシーと配車は道路税15%分の還付と、向こう4カ月分で360ドル分のガソリン税払い戻しが受けられる。
貨物車やバスは1年分の道路税100%分が還付される。ガソリンを使用する乗用車の道路税還付分は15%。

17年と18年、政府はディーゼル税をそれまでの一括課税から使用量に応じた課税方式に変更。結果としてタクシー会社のディーゼル車からハイブリッド車やEVへの切り替えを促進。15年には全タクシー車両数のうちディーゼル車が占める割合は86%だったが、20年には42%に半減した。