「OPECプラス」は4日、オンラインで開いた閣僚協議で、毎月日量40万バレルずつ増産する従来の方針を12月も維持することを再確認した。段階的な減産縮小(増産)を決めた7月の合意を据え置いた。次回協議は12月2日に開く。
消費国の要請に応じなかったことについて、ロシアのノワク副首相は閣僚協議後の記者会見で「世界の石油需要はなお新型コロナの(感染力の強い)デルタ型に圧迫されている」と述べた。
OPECプラスは新型コロナで原油需要が急減した20年に大規模な協調減産に踏み切った。ワクチンの普及に伴う需要回復をみつつ、今年8月から毎月日量40万バレルずつ供給を戻すことで7月に合意し、10月の前回協議でも維持していた。
消費国の要請に応じなかったことについて、ロシアのノワク副首相は閣僚協議後の記者会見で「世界の石油需要はなお新型コロナの(感染力の強い)デルタ型に圧迫されている」と述べた。
OPECプラスは新型コロナで原油需要が急減した20年に大規模な協調減産に踏み切った。ワクチンの普及に伴う需要回復をみつつ、今年8月から毎月日量40万バレルずつ供給を戻すことで7月に合意し、10月の前回協議でも維持していた。