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昨晩のNY原油(2月限)は小反落した。前日比0.06ドル安の1バレル86.90ドルで終えた。連日で7年3カ月ぶりの高値を更新していた中、米エネルギー情報局(EIA)週間の米石油在庫統計で、原油在庫が市場予想に反して8週ぶりに増え、ガソリン在庫も昨年2月以来の水準まで積み上がって増加したため、利益確定を目的とする売りが出た。

ただ、原油在庫の増加は米政府による戦略石油備蓄(SPR)の放出による部分が大きいとの見方や、ガソリン在庫の増加は春頃からの需要拡大に対する備えであり、在庫の増加から需要の弱さを連想する動きは限定的。石油製品需要は日量2191万5000バレルと堅調だった。
 EIA週報で製油所稼働率は88.1%と2週連続で低下。原油生産量は前週比変わらずの日量1170万バレル。コロナショックを経て上向いているものの、原油高のなかでも回復ペースは依然として鈍く、供給不足の一因となっている。

中東やウクライナを巡る地政学リスクの高まりなど目先の供給不安も相場を支えた。