
クリミア大橋爆破をきっかけにロシア・ウクライナ戦争が一段と激化するとの警戒感から、地理的に近い欧州の通貨ユーロを売る動きが優勢となっている。
ユーロドルはパリティ水準を維持できず、同水準が上値抵抗に変化してきた。
足もとのNY金は、短期的にはユーロの崩れに追随しそう。ユーロドルが9月安値を維持できるか否かが焦点。
ロシア・ウクライナ戦争が「特別軍事作戦」から「欧米VSロシア・中国・イラン」等の構図になりついつあり、今後の戦局如何ではユーロもドルも買えず、「安全資産」として金に注目が集まる流れとなるシナリオも想定される。
最悪な状況になった時こそ、「金は輝きを増す」。