「OPECプラス」は1日、オンラインで開いた合同閣僚監視委員会(JMMC)で現在の原油生産を維持する方針を確認した。2022年11月から続く日量200万バレルの減産を続ける。


JMMCは各国の生産調整の進捗を確認したり原油市場の動向などを評価する。OPECプラスは22年10月、毎月開催していた閣僚級会合を半年に1度の開催とし、JMMCを2カ月に1回開いて短期的な需給や市場の状況を協議することを決めていた。

次回の閣僚級会合は6月に開く予定だが、JMMCには必要に応じて閣僚級会合の開催を要請する権限も与えられており、OPECプラスは市場動向に合わせて生産量を調整する姿勢を示している。JMMCは次回、4月3日に開く。