米商品先物取引委員会(CFTC)は2日、金融データ会社IONトレーディングUKのシステムが身代金要求型のウイルスであるランサムウエアの攻撃を受けたため、週次の建玉明細データの公表を延期すると発表。

IONトレーディングの親会社、IONグループはウェブサイトに掲載した発表文で、攻撃は1月31日に始まったと説明。

CFTCは一部の清算機関が最新かつ正確なデータを提出する能力に影響が及んでいるとし、建玉データは全ての取引の報告が可能になるまで公表を延期するとした。