国際原子力機関(IAEA)は28日、理事国に配布した最新報告書で、イラン中部フォルドゥの核施設で濃縮度84%弱の高濃縮ウラン粒子を検出したと明らかにした。「起源についてイランと協議を続けている」としており、3月6日から始まる理事会の焦点となる。

イランは核開発の目的を民生利用と主張しているが、83・7%は核兵器級の90%に迫る水準となる。