国連のグテレス事務総長は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。黒海を経由したウクライナ産の穀物輸出に関する合意延長について協議した。

穀物を運ぶ船が安全に黒海を通過するための合意は、ロシアとウクライナに仲介役の国連とトルコを加えた4者で2022年7月に成立した。3月18日に合意の期限切れが迫っているが、ロシアが延長に条件をつけるなど難色を示しており、予断を許さない状況。