ウォラー理事はFRBが過去1年間にわたり積極的な利上げを行ってきたにもかかわらず、インフレ率を目標とする2%に戻すことにあまり進展が見られていないと述べ、一段の利上げが必要との考えを示した。
これを受けて、米金利先物市場で5月の25ベーシスポイント(bp)の追加利上げ観測が高まっている。
インフレ動向次第では、市場の期待(早期の利上げ停止・利下げ開始)に反して、利上げの長期化リスクは残ったまま。
インフレ再燃から金利が上昇した場合、金利上昇してもNY金は下げずに、上昇していくだろう。金の持つ「安全資産」の顔は、世の中が悪くなればなるほど、光り輝く。
金の値動きを見る限り、将来に対しての期待よりも不透明感・不安感が増している感触。この影が払拭されるまでは金の上昇傾向は継続するだろう。