
昨晩のNY原油(6月限)は続伸した。前週末比0.89ドル高の1バレル78.76ドルで終えた。
中国の需要回復見通しや、世界的な需給が引き締まっていくと期待されていることが相場を押し上げた。主要産油国は来月から自主減産を開始する。ゼロコロナ政策が解除された後の中国の石油需要は上向いており、目先は労働節(メーデー)の大型連休で石油消費が上振れする見通し。中国旅行者のアジア諸国への渡航が活発になるとの見方があった。ドイツIfo経済研究所が24日に発表した4月の独企業景況感指数で、今後の見通しを示す期待指数が市場予想を上回ったのも相場の支えとなった
ただ、共同石油統計イニシアチブ(JODI)によると1、2月の中国石油需要は前年を下回っている。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の追加利上げが想定されており、金利負担のさらなる拡大による米景気悪化が警戒されていることは重し。