
NY原油(8月限)は、4日ぶりに反落した。前日比1.47ドル安の1バレル75.42ドルで終えた。
前日までの3日間で相場が大きく上昇し、8月限納会が20日に迫っていることもあって、利益確定の手じまい売りが優勢となった。
米ベーカー・フューズによると、稼働中の米国の原油掘削装置(リグ)数は前週比3基減の537基となった。
リビアとナイジェリアで供給が中断している。リビアではシャララ油田(日量30万バレル)を含む108油田が閉鎖されている。ナイジェリアでは、シェル・ナイジェリアがフォルカドス原油(日量22万バレル)の積み荷作業を停止している。