ＮＹ金（１２月限）は、MACでは７月２８日にヒットした売りのトリガー継続。ＬＭＡ（１９６５．３ドル）〜ＨＭＡ（１９９１．０ドル）を上値抵抗帯とした戻り売り基調。
心理的節目１９５０ドルを割り込んだことで、２月と３月に形成したダブルボトムのネックラインが下値支持として意識される。
パターン分析では、三尊天井のネックラインを再度、割り込み、リターンムーブからの反落パターン。
ただし、上向きの２００日移動平均線を割り込み、グランビルの買い法則�△�意識される。
米１０年債利回りが４％超の際は、NY金は売り圧力を受けるものの、中長期的には結果として買い場を提供している格好となっている。
良い金利上昇（もしくは利上げ最終局面）シナリオなら、NY金はゆっくりと下値固め。
悪い金利上昇（インフレ再燃）シナリオなら、NY金の上値余地は大きく、早くなる。
まずは、今晩の米CPIを受けての反応待ち。
