中南米やアフリカの新興国などによる国連の枠組み「77カ国グループ(G77)プラス中国」が15〜16日、キューバの首都ハバナで首脳会議を開く。首脳や閣僚級が集まり、中国国営新華社によると中国からは李希政治局常務委員が参加する。

中国はG77の正式な参加国ではないという立場を示しているが、これまでも積極的に関与して新興国との連携を深めてきた。李氏は7人の最高指導部の一人で、習近平国家主席の特別代表として出席する。

G77は1964年に国連貿易開発会議(UNCTAD)の総会で発足。当初は77カ国で発足し、現在の参加国は130カ国超まで増えている。