共同石油統計イニシアチブ(JODI)が18日発表したデータによると、7月のサウジアラビア原油輸出量は前月比約11.6%減の日量601万バレルで、2021年6月以来の低水準となった。

サウジは、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が協調減産の枠組みを2024年末まで延長したのに加え、7月に近年では最大規模の減産を実行。

原油生産は前月から日量94万3000バレル減の日量901万バレル、在庫は296万バレル減の1億4673万バレルとなった。