YEN200
ドル円は、小動き継続。

イエレン米財務長官は19日、日本の通貨当局による円相場下支えの外国為替市場介入について、為替レートの水準に影響を及ぼすことでなく、ボラティリティーを滑らかにするスムージングが目的であれば、理解できるとの認識を明らかにした。

東京早朝には、神田財務官から「 行き過ぎた変動には適切に対応、あらゆる手段排除せず」「引き続き高い緊張感を持って市場を注視、米国当局とは日ごろから極めて緊密に意思疎通」コメントで、ドル円やや調整が入ったものの、日米金融政策決定会合を前に小動き継続となっている。

この動きが継続するなら、介入はないが、FOMCや日銀金融政策決定会合を受けて、変動が高まってきた場合(特にドル買いになるケース)には、介入に注意したい。

もち合い放れでドル買いで反応しても、介入で急反落。その後、乱高下げのような流れも想定される。