wti200
昨晩のNY原油(11月限)は反発した。前日比0.41ドル高の1バレル89.23ドルで終えた。

米週間石油在庫統計の発表や、石油輸出国機構(OPEC)プラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)を控えて調整安が一服した。JMMCで生産枠の変更は勧告されず、少なくとも年末にかけて供給不足が続く見通し。

米石油協会(API)は3日夕、米エネルギー情報局(EIA)は4日にそれぞれ週間の石油在庫統計を発表する。前週に続いて(WTI原油の受け渡しが行われる)オクラホマ州クッシングの在庫の減少が予想されており、足元の需給逼迫を見込んだ買いが入った。

もっとも、上値は重かった。米株式市場や米国債の下げが強まっていることは戻りを抑制した。8月の米求人件数が堅調だったことから米金利高止まり観測強まったが、金融政策と連動する傾向のある2年債よりも10年債や30年債などの財政懸念が反映されやすい長期から超長期ゾーンの米利回り上昇が目立っている。