バンク・オブ・アメリカ(BofA)のEPFRデータに基づくリポートによると、17日までの1週間で日本株には18億ドルが流入し、12週ぶりの大きさとなった。

海外勢が中国株を引き続き売却しており、「中国以外ならどこでも」という状況の恩恵を受けているという。

BofAは中国の株式相互取引制度のデータに触れ、過去12週間における中国本土市場からの資金流出額は80億ドルに達し、2016年以降で最大になったとした。

17日までの週間データに戻ると、債券への資金流入は141億ドルと、週間ベースで23年1月以来最大。半面、金からは4億ドル、株式からは9億ドル、キャッシュからは142億ドルが流出した。

投資適格債もこのところの勝者となっており、過去12週間で607億ドルの資金流入。同じ期間で見ると21年10月以来最大。