格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラム組織ハマスとの戦闘がレバノンの親イラン組織ヒズボラやイランとの直接の衝突など周辺に拡大した場合、イスラエルの格付けを引き下げる可能性があると指摘。

S&Pは昨年10月、イスラエルの格付けを「AAマイナス」に据え置いた。ただ、ハマスとの紛争がより広範囲に拡大し、経済や安全保障に一段と大きな影響を及ぼす可能性があるとして、見通しは「安定的」から「ネガティブ」に変更した。