米気象局傘下の気象予報センター(CPC)は8日、1年余りにわたるエルニーニョ現象に続き、今年下半期にはラニーニャ現象が生じる可能性があるとの予報を発表した。
ラニーニャは太平洋の海水の異常低温現象で、発生した場合にはオーストラリア、東南アジア、インドで降水量が増えることが多く、一方で米州の穀物・オイルシード産地で乾燥気候となる。
CPCは「春季の予報は信頼性が落ちる傾向があるが、歴史的には強いエルニーニョ現象の後にラニーニャ現象が発生する傾向がある」と指摘した。
現在発生しているエルニーニョ現象は、今年4─6月に終息に向かう公算が大きいと予想した。エルニーニョを受けてアジアでは例年より高温・乾燥の気候となり、米州の一部では降雨量が増えている。
CPCは月例予報で、6─8月にラニーニャ現象が発生する確率は55%とした。
ラニーニャは太平洋の海水の異常低温現象で、発生した場合にはオーストラリア、東南アジア、インドで降水量が増えることが多く、一方で米州の穀物・オイルシード産地で乾燥気候となる。
CPCは「春季の予報は信頼性が落ちる傾向があるが、歴史的には強いエルニーニョ現象の後にラニーニャ現象が発生する傾向がある」と指摘した。
現在発生しているエルニーニョ現象は、今年4─6月に終息に向かう公算が大きいと予想した。エルニーニョを受けてアジアでは例年より高温・乾燥の気候となり、米州の一部では降雨量が増えている。
CPCは月例予報で、6─8月にラニーニャ現象が発生する確率は55%とした。