米アトランタ連銀のボスティック総裁は、最初の利下げの後には、政策シフトが経済に及ぼす影響を見極めるため次の会合で利下げを休止するとの見通しを示した。同総裁は今年7−9月に利下げが始まるとこれまでに予想している。

総裁は利下げが「連続したものになるとは予想しない」とし、「不確実性を考えると、行動を起こした後に市場参加者や企業幹部、および家計がそれにどう反応するかを見ることが望ましいのではないかと思う」と述べた。

バランスシート圧縮については、量的引き締め(QT)のペースを段階的に落とすテーパリングを急いで始めるのではなく、当面は現行ペースを続ける方が良いとの立場を示した。