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昨晩のドル円は、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=150円00〜10銭で終えた。

2月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業(サービス業)景況感指数は52.6と、市場予想(53.0)を下回ったうえ、1月(53.4)からも低下した。好不況の境目とされる50を上回ったものの、個別項目では「価格」や「雇用」の伸びが減速。同日発表の1月の製造業受注は前月比で3.6%減と、市場予想(3.1%減)以上に減少したほか、12月分が下方修正され、米債券市場では長期金利が低下。日米金利差の縮小観測から円が買われ、ドルが売られた。
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ユーロは対ドルで横ばいとなり、前日と同じ1ユーロ=1.0850〜60ドルで終えた。米ISMのサービス業景況感指数を受け、欧米金利差の縮小からユーロ買い・ドル売りが入ったが、買いが一巡すると次第にユーロ売り・ドル買いも出て往って来い。