パウエルFRB議長は6日、米連邦議会下院の金融サービス委員会で証言した。議会証言に先立ち、FRBは1日、半期に1度の金融政策報告書(通称ハンフリー・ホーキンス報告書)を公表した。
議長は利下げが早すぎたり、過度な利下げ幅になったりしてインフレの高止まりを招くリスクに言及した一方で、利下げが遅れたり、幅が小さすぎたりして「経済活動や雇用を不当に弱める可能性」にも触れ、両論併記とした。当面は経済データを見極める従来通りの姿勢を強調した。
公聴会ではこのほか、大手銀行を対象とした資本要件引き上げ案が大幅に変更される可能性が高いことを明らかにした。
パウエル議長は7日には上院の銀行・住宅・都市問題委員会でも証言する。同委は1月30日、議長に対して早期の利下げ開始を求める書簡を提出している。
議長は利下げが早すぎたり、過度な利下げ幅になったりしてインフレの高止まりを招くリスクに言及した一方で、利下げが遅れたり、幅が小さすぎたりして「経済活動や雇用を不当に弱める可能性」にも触れ、両論併記とした。当面は経済データを見極める従来通りの姿勢を強調した。
公聴会ではこのほか、大手銀行を対象とした資本要件引き上げ案が大幅に変更される可能性が高いことを明らかにした。
パウエル議長は7日には上院の銀行・住宅・都市問題委員会でも証言する。同委は1月30日、議長に対して早期の利下げ開始を求める書簡を提出している。