米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は7日、上院銀行委員会の公聴会で行った証言で、FRBが利下げに着手するために必要なインフレ低下に対する確信は「そう遠くない」将来に得られるとの考えを示した。

議長は「われわれは正しい位置にいる。インフレ率が持続的に(目標とする)2%に向かっていると確信が得られるのを待っている」とし、「その確信が得られるまでそう遠くないが、確信が得られれば、景気後退(リセッション)を引き起こさないよう、制約的な政策の水準を引き下げ始めるのが適切になる」と述べた。