イランのイスファハン州には複数の核施設があるが、イラン国営通信は「州にある核施設は被害を受けていない」と報道。アメリカCNNもアメリカ政府当局者の話として、攻撃の目標について「核ではない」と伝えている。

ロイター通信はイラン当局者の話として「ミサイル攻撃ではなかった」と報じているほか、イラン国営テレビの情報として日本時間午前9時半ごろ、イスファハン上空でドローン3機が察知され、防空システムにより、いずれも撃墜したと報じている。

一時、「イスラエルのミサイルがイランの領土内に着弾した」との報道もあったが、攻撃を受けた場所や手段に関する情報が錯綜している。

事前通達のドローン攻撃であれば、双方のメンツが一旦は立ち、目先は一服感も出てきそうだが、火種が消えた訳ではなく、チキンレースの先の核攻撃ハードルが低くなっているのは事実。