トランプ前大統領が主張する大統領免責特権について、米連邦最高裁判所は口頭弁論を開き、全面的な訴追免除に判事らは懐疑的な見方を示す一方で、結論が長期間先送りされる可能性を示唆した。

判決を左右しかねない立場にあるロバーツ最高裁長官は、トランプ氏が議会占拠事件に関与したとして起訴された事件で連邦高等裁判所が免責特権を認めなかったことについて、この意見に部分的に同意しかねると発言。

疑惑を詳しく審理するために下級審に差し戻す可能性が示唆された。