パレスチナ自治区ガザの戦闘休止をめぐる交渉について、イスラム組織ハマスの高官は4日夜「我々は完全な停戦とイスラエルのガザからの完全な撤退という問題についてまだ話し合っている」と明らかにした。中東の衛星放送局アルジャズィーラが伝えた。

休戦をめぐってはイスラエルが40日間の休戦と引き換えに人質33人を解放する案を示した。4日にはハマスの代表団がエジプトの首都カイロ入りした。米中央情報局(CIA)のバーンズ長官も現地入りするなど交渉は詰めの段階に入っているが、合意できるかは不透明。