元世界銀行総裁(2019〜2023年)のデイビッド・マルパス氏は、米国政府は高額の公的債務を抱えながら過剰な支出を行うために、早ければ2025年にも財政破綻しうるという警告を自身のLinkedInアカウントを通じて発した。

「あらゆる兆候は、2025年にも財政破局が起きることを示している。2025年には国債の上限が課され、歳出が増え、税率がぐんと引き上げられるだろう」

国際通貨基金(IMF)の試算では、米国の債務は数年にわたって増え続け、2029年にはGDPの134%近くに達する見通し。

現在、米国の国家債務はすでに34兆ドル(5311兆円以上)を超えている。