内閣府が16日発表した2024年1─3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)が前期から0.5%減り、2四半期ぶりにマイナスとなった。年率換算では2.0%減。一部自動車メーカーの認証不正問題に伴う生産・出荷停止など特殊要因が影響し、個人消費や設備投資が押し下げられた。
23年10─12月期実質GDPは前期比0.004%増、年率0.01%増に遡及改定された。
民間調査機関17社の予測によると、1─3月期実質GDPの予測中央値は前期比0.4%減、年率換算で1.5%のマイナスだった。
23年10─12月期実質GDPは前期比0.004%増、年率0.01%増に遡及改定された。
民間調査機関17社の予測によると、1─3月期実質GDPの予測中央値は前期比0.4%減、年率換算で1.5%のマイナスだった。