イランのライシ大統領がヘリコプターの墜落事故で死亡したことについて、アメリカのオースティン国防長官は、「この事故にアメリカは何も関与していない」としたほか、ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は、経済制裁がヘリの事故に影響を与えたとの声が上がっていることについては、「まったく根拠のない非難であり、真実ではない」と強く否定した。

ライシ大統領は19日、隣国アゼルバイジャンの大統領らと会談し、両国国境付近に造られたダムなどの完成式典に出席。その後、外相らとともに3機のヘリコプターで戻る際、ライシ大統領を乗せた1機がが墜落した。

今回、大統領らが乗っていたのは、「ベル212」という1960年代のヘリコプターだった模様で、悪天候下でのイランの航空能力の弱さからの事故との見方が強い一方、イラン内部のライシ大統領の政敵が彼を除去したという陰謀から、イランと敵対的なイスラエルが関与したという陰謀まで出ている。

憲法では大統領の死亡から50日以内に大統領選挙を実施する必要がある。