イランのペゼシュキアン大統領が11日、イラクを公式訪問した。

7月に就任して以来初の外遊で、早速イラクのスダニ首相と会談。今後さまざまな両国関係強化の取り組みや、パレスチナ自治区ガザでの戦闘、中東情勢全般などについて話し合うと説明した。

既に両国は貿易、スポーツ、農業、文化協力、教育、メディア、通信、観光といった分野で14の覚書に調印した、とイラク首相府が明らかにした。

イラクにはなお米軍が駐留している一方で、親イランの政治組織や武装集団が拠点を置き、イランの影響力も大きい。