yen200
昨晩のドル円は、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=149円05〜15銭で終えた。
米主要株価指数の高値更新が続き、相対的に低金利の円を売って高金利のドルを買う「リスクオン」動きが優勢だった。JPモルガン・チェースなど米金融大手の決算説明会で消費動向について明るい見解が聞かれたことなどもドル買いの一因だった。

同日の米債券市場で長期金利が上昇(債券価格は下落)し、前日比0.04%高い4.10%で終えた。米長期金利の上昇傾向が続いており、日米金利差の拡大も意識された。

14日は日米ともに祝日で外為市場が休場となるため、持ち高調整や利益確定の売りが上値を抑えた。
euro200
ユーロは対ドルで横ばいとなり、前日と同じ1ユーロ=1.0930〜40ドルで終えた。米欧の株高で投資家が運用リスクを取りやすくなったことがユーロを支えた。一方、欧州中央銀行(ECB)が利下げを加速するとの観測はユーロの重荷だった。