NY金(12月限)は、小さなダブルトップ(ネックライン:10/23安値)完成に続き、大きなダブルトップをネックライン(10/10安値)割れで完成。下げ加速となった。
6月安値〜10月高値までの上昇に対する38.2%押し達成。
半値押し(2629.1ドル)〜61.8%押し(2522.5ドル)は価格帯別出来高の厚い下値支持。同水準への押し目形成時に、出来高を伴って長い下ヒゲや長大陽線などで引けると、買いのタイミングとなる可能性も。
MACでは、11月7日にヒットした売りのトリガ―継続。LMA(2696.5ドル円)〜HMA(2756.8ドル)を上値抵抗帯とした戻り売り基調。
20日間安値更新で、多くのトレンドフォロー型CTAなどのポジションは陰転で、売り玉維持の状況。20日間高値が切り下がるには、まだ日柄が必要で、すぐには途転買いにはなり難いが、今週末〜来週にかけて、10日間高値が急速に切り下がる時間帯に向かい、急落後に急伸するパターンだと、トレンドフォロー型の売り玉が一旦は、手仕舞われ、中立となりやすい地合い。
一目均衡表では、遅行線が逆転。6月安値〜10月高値までの上昇に対する半値押しと重なる雲の下限を維持できるか否かが焦点。
変化が起こりやすい日柄は、11月19日、20日、12月4日、12日、16日、27日、30日。
新月天井(11/1)となったが、次の満月は、11月16日(土)。
週末〜来週にかけて、一番底を確認できる可能性も。
日柄と合わせて、チャート上の底打ちパターンを待ちたい。