昨晩のドル円は、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=152円40〜50銭で終えた。一時152円84銭近辺と2週ぶりの円安・ドル高水準を付けた。
11月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの結果となり、12月FOMCで利下げを決めるとの見方が強まり、円買い・ドル売りに振れた場面もあったが、米ブルームバーグ通信は11日、「日銀は消費者物価の上昇に加速感がみられず、海外経済の不確実性が強まっている中で、追加利上げを急ぐ状況にないと認識している」と報じたことを材料視。
ユーロは対ドルで4日続落し、前日比0.0030ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0490〜500ドルで終えた。米長期金利の上昇や欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測を背景にユーロ売り・ドル買いが優勢だった。