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 昨日の日産証券お客様メニュー「市場分析レポート」(株価よりも痛みを伴う大改革を優先)で

『〜前略)ただし、土壇場の段階で米政府機関閉鎖が回避され、3月14日には十字線で引けている。テクニカル分析では、十字線は強気と弱気が拮抗している場面で出現し、高値圏では調整のシグナル、安値圏では反発のシグナルとして、捉えられることが多い。
 教科書通り、十字線レンジを下放れれば調整安となりそうだが、その場合でも価格帯別出来高の厚いこれまでの抵抗「2900ドル〜2980ドル」を下値支持帯として、上値試しが継続するだろう。
 一方、地政学リスク(イラン・フーシへの戦闘・圧力)の燻りや、関税問題に伴うインフレ懸念は継続しており、終値ベースで十字線レンジを上抜いた場合は、もう一段の踏み上げ相場もありそうだ。その場合、直近の小さな波動からは、E=3038.5ドルが一目均衡表からはカウントできる。』と指摘したが、昨晩のNY金(4月限)は、十字線レンジを上抜き、上げ加速。一目からの目標値を達成してきた。
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200日移動平均線との乖離率は拡大中も、2024年10月高値や、2024年5月高値時点での調整局面と比べて過熱感は低い。乖離率が15%に接近してくるようだと、調整に向けての黄色信号が点灯、20%接近で赤信号となる。

NY金は、過去10年間の3月の金月間騰落傾向は買い方有利の時間帯だ。円建て金に関しては、4月はこの10年間、更に強気優位の時間帯となっている。トランプ2.0で推し進められる各政策は、波乱含みであり、「安全資産」としての金買いは継続見通し。次に来る3月の金の調整局面は、4月上昇に向けての買い場になりそうだ。

NY金は、過去10年間の3月の金月間騰落傾向は買い方有利の時間帯だ。円建て金に関しては、4月はこの10年間、更に強気優位の時間帯となっている。トランプ2.0で推し進められる各政策は、波乱含みであり、「安全資産」としての金買いは継続見通し。3月の金の調整局面は、4月上昇に向けての買い場になりそうだ。