欧州連合(EU)は20日開催した首脳会議で、ウクライナ支援策を巡り合意に至らなかった。ハンガリーのオルバン首相の反対によって意見がまとまらず、オルバン氏を除くEU首脳はウクライナに対する定期的な財政支援継続と軍事支援強化に向けた文書を採択するにとどまった。
ウクライナのゼレンスキー大統領はオンラインを通じ首脳会議に参加し、砲弾を確保する資金が必要で、「可能な限り早期に少なくとも50億ユーロ(54億2000万ドル)の支援が必要」と訴えていた。
EUのカラス外交安全保障上級代表(外相)も、ウクライナ支援に向け言葉だけでなく行動で示すよう呼びかけた。
また、ドイツ、イタリア、ポーランドを含む欧州諸国の首脳らは来週パリで会合を開き、ウクライナ問題に対する各国の立ち位置や和平プロセスへの要求について協議する計画。英国とカナダの首脳も参加する見通し。
ウクライナのゼレンスキー大統領はオンラインを通じ首脳会議に参加し、砲弾を確保する資金が必要で、「可能な限り早期に少なくとも50億ユーロ(54億2000万ドル)の支援が必要」と訴えていた。
EUのカラス外交安全保障上級代表(外相)も、ウクライナ支援に向け言葉だけでなく行動で示すよう呼びかけた。
また、ドイツ、イタリア、ポーランドを含む欧州諸国の首脳らは来週パリで会合を開き、ウクライナ問題に対する各国の立ち位置や和平プロセスへの要求について協議する計画。英国とカナダの首脳も参加する見通し。