
昨晩のNYダウは、は反発し、前日比32ドル03セント高の4万1985ドル35セントで終えた。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比92.425ポイント高の1万7784.051(速報値)で終えた。
関税への不透明感から朝方は売りが先行し、ダウ平均は500ドルあまり下落する場面があったが、トランプ米大統領が関税に対する強硬姿勢を和らげるとの期待感が意識され、買いを誘った。
トランプ大統領は4月2日に貿易相手国に同水準の関税を課す「相互関税」などを導入する意向を示している。21日午前には、相互関税を巡り「柔軟性がある」との認識を示した。中国の習近平国家主席と関税を巡って協議すると語ったとも伝わった。
NY連銀のウィリアムズ総裁やシカゴ連銀のグールズビー総裁が21日の講演で経済や政策を巡る不確実性の高さに言及し、金融政策の変更を急がない姿勢を示した。グールズビー総裁は「長期的にインフレの改善が続けば、12〜18カ月後の政策金利は現在よりも低くなるだろう」と述べた。