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昨晩のNYダウは、4営業日ぶりに反落し、前日比132ドル71セント安の4万2454ドル79セントで終えた。ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。前日比372.840ポイント安の1万7899.015(速報値)で終えた。


エヌビディアなど半導体株が下げた。米政権による関税政策への警戒から自動車株にも売りが出た。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が25日、中国が先端半導体の使用を巡るエネルギー効率の規制を強化し、エヌビディア製品の販売を禁じる可能性があると伝えた。対中輸出が落ち込むとの観測から、売りが膨らんだ。

ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など他の半導体株にも売りが及んだ。主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%あまり下げた。


トランプ氏は25日の米ニュースマックスのインタビューで4月2日に発動が見込まれる関税について「相互的というよりも寛大なものになるだろう」と述べた。米政権による関税政策が市場の想定ほど厳しいものにならないとの観測が相場を支えた。