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昨晩のNY金(8月限)は、3日続伸した。前日比38.3ドル高の1トロイオンス3364.0ドルで終えた。

新たな米関税措置の通知を受け貿易戦争への警戒感が高まる中、リスク回避の買いが膨らんだ。ドルが堅調に推移したことが圧迫要因となり、中盤で上げ幅を縮小も米国株が軟調に推移したこともあり、安全資産としての買いが持続、また買い戻しの動きもあり、40ドル近い上げ幅を維持して引けた。

トランプ米大統領は10日、カナダに35%の関税を課すと通知する書簡をSNSで公表した。発動は8月1日。相互関税の通知を受けていない貿易相手国・地域に関して、「15〜20%」の税率になると示唆している。

米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の政策金利引き下げ期待も、利子の付かない資産である金の支援要因。ウォラーFRB理事が10日、今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「利下げを検討することは可能」と、早期の利下げ再開に前向きな発言をしたことも材料視された。