
昨晩のNY原油(8月限)は、反発した。前日比1.88ドル高の1バレル68.45ドルで終えた。
国際エネルギー機関(IEA)月報で、夏の旅行に伴う需要が発生しているほか、季節要因による発電増が原油需給の引き締まりにつながっていると指摘。「OPECプラス」の追加増産については、需給が逼迫していることから「市場を大きく動かさなかった」と説明した。
ロシアのノバク副首相は11日、同国がOPECプラスの枠を超えて生産した分を既存の計画に沿って8〜9月に調整する意向を示した。このほか、ロイター通信が業界筋の話として、OPEC盟主であるサウジアラビアの8月の中国向け原油輸出が2年超ぶりの高水準に増加する見通しだと報じた。
トランプ米大統領は10日の米NBCニュースの番組で「月曜日にロシアについて重大な声明を発表する」と語った。ロシアに対する制裁強化によってロシア産原油の供給減につながるとの観測も相場を支えた。
一方、米石油サービス会社ベーカーヒューズが11日公表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比1基減の424基と、2021年9月以来の低水準となった。